Diary2016-2
2月の一覧
2月20日のこと:茨歌仙第32話「ぽんぽこ陣取り裏合戦」について適当に書き連ねる
2月15日のこと:ここ1年近くくらいの缶コーヒー「BOSS」のうちいくつか
2月13日のこと:鈴奈庵 第36話 「人里に湧く馬の酔う木 前編」 について
2月7日のこと:三月精VFS第1話に登場するものについて
2月5日のこと:そうだ。HMMデススティンガーがいるじゃないか
2月4日のこと:「東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.」が始まった
2月20日のこと

2月も後半。派手な寒さもそんなにはなくなってきた感じの千葉の中腹。
次に襲い来るのは花粉の季節である。

さて、今日はFebriが出て数日経っているので茨歌仙の第32話についてでも触れていきたいと思います。

【茨歌仙第32話「ぽんぽこ陣取り裏合戦」について適当に書き連ねる】

・あらすじ

節分の時期の幻想郷。人間の里では発起人不明の豆まき大会が行われ
鰯(岩魚?)の頭に柊の葉が飾られていたのだ。
それもこれも全てはマミゾウの仕業。
華扇の正体が鬼である事を確信しているマミゾウは、
神社を狙っているのは何も華扇だけではないという事を警告したのだ。
それを挑戦状と受け取った華扇は博麗神社で梅の花見の席を設ける。
果たして、その席で華扇とマミゾウの飲み比べが始まった。
酒には強い華扇、負けじとマミゾウも意地を見せる。
どれくらい呑んだかわからなくなってきた頃に華扇はマミゾウを煽る。
マミゾウは煽りに乗り、まだまだ呑めるが同じ味だと飽きると言い放つ。
そこで華扇が出したものは「道寿の壺」と呼ばれる無限に湧くタイプの秘宝であった。
そのお酒はコクがあり水のようにするすると呑める代物で、
狸達はもとよりマミゾウも大量に呑み面目を保つのであった。
だが、それは華扇の用意した罠であった。
「道寿の壺」とは無限に油が湧く油壺であり、耳袋では狸は油に酔い、
酔った狸は数日は動けなくなってしまう。
それを呑んでしまった狸達は博麗神社の傍で動けなくなっており、
マミゾウも何とか立ち上がるくらいは出来るようであるが大分辛そうである。
華扇から真相を聞いたマミゾウは今回の勝負での「かんぱい」を認めるのであった。

・登場人物

 ・茨木 華扇
 ・二ッ岩 マミゾウ
 ・博麗 霊夢
 ・霧雨 魔理沙

 ・伊吹 萃香

 ・アリス・マーガトロイド
 ・西行寺 幽々子
 ・魂魄 妖夢

 ・モブ河童
 ・モブ狸

・舞台

 ・博麗神社
 ・人間の里

・当エピソードを読む際に一緒に読むと捗りそうなもの

 ・第15話「見える御神体」
   博麗神社の御神体を使ったパフォーマンスを霊夢が考えるという話で、
   臥龍梅が登場する。
 ・第16話「鬼の酒器」
   今回登場する華扇の使っている桝「茨木の百薬桝」が初めて登場する
   エピソードで、その能力について説明されている。
 ・第21話「鬼は外、腹は内」
   今回のエピソードと同じ節分の時期の話。
   華扇の台詞中にある「豆まきは意味ない」というのはここで語られる。

・劇中登場した雑多なもの

・豆まきと、鰯の頭と柊の葉の鬼除け
  節分らしい行事と道具。
  当エピソードの鬼除けに使われているのは鰯ではなく、岩魚か何か。
  華扇は第21話では豆まきの動作にびびり、今回は鬼除けを近づけられて
  大層嫌がっている。
  どちらも霊夢が何の気なくやった動作である。

・道寿の壺
  華扇曰く、中身はコクがあるけど水のように呑めるお酒。
  というのは建前で、無限に油が湧く油壺。
  これを大量に飲んでしまったマミゾウはその後まともに動けなくなり、
  手下の狸達は神社の程近くで動けなくなっていた。

・オイルヒーター
  モブ河童曰く最新式の暖房器具。油は華扇が用意した(道寿の壺由来か)。
  何基か持ってきているようである。

・伊吹瓢
  萃香が持っているお酒が無限に湧く瓢箪。
  酒虫のエキスが染み込んでおり少量の水を加えるだけで次から次へとお酒が出来る。
  勇儀の持つ星熊盃と相性が良い。

・耳袋
  江戸時代中期〜後期の旗本・南町奉行の根岸鎮衛が30年間以上にわたって
  書き溜めた随筆集。
  色んな人物や物事について書かれていて、三月精に出てきたイクチなどに
  関する記述もある。

・雑感

書籍に連載される東方作品はその時期に合ったエピソードになるのがいつもの流れ。
ということで何度か登場する節分の時期のエピソード。
華扇ちゃんがすごく悪い顔してるのと、マミゾウさんがすっかりしてやられているのが
印象的な回で、ほぼこの二人で話が進んでいく。

華扇の種族については、これまでにも度々「鬼」なのではないかとにおわせるような
描写があったが特定のキャラから「鬼」と指摘がされたのは今回が初めてか。
これから先、鬼であることを掘り下げていくのか気になるところである。

今回の話はマミゾウが華扇に対して博麗神社を狙っているのはお前だけでないとして
警告(嫌がらせ)をするのが発端となるが、博麗神社を狙う者……何があったか。
パッと思い浮かぶものに要石を打ち込んだ天子とか。
人間の里と言い、表にはあまり見えない妖怪同士の勢力争いは結構忙しいのかな?

オイルヒーターという河童アイテムが登場。
河童が出てくるときにはにとりが出てきそうなものだけど、今回はモブ河童だけ。

マミゾウの手下の狸達。人間に変化した姿はまろ眉なのが特徴的。
かわいい。

マミゾウさん。飲み比べでいざとなれば後ろの手下に呑ませれば良いとか言っておきながら
すっかりと出来上がっているのが素敵。かわいい。
鈴奈庵で影ながら何か解決してたり、思わせぶりに立ち回ってる姿はどこへ行った。
負けっぷりは初めて登場した神霊廟での弾幕ごっこ後を感じさせてくれる。

酒に関しては、鬼や天狗とまともに呑みあってはいけない事を感じさせてくれるエピソードであった。

適当なタイミングで鬼と節分に関連するものと、そろそろデータとして古くなってきた
お酒に関する事柄を更新していきたいところです。

それでは、また次の更新時に。

2月15日のこと

春一番が吹いて急に暖かくなったかと思えば、今日は雨が降り一段と寒くなる。
体を追いつかせるのが大変です。

さて、今日は普段取り扱っているような趣味に特化した題材よりももうちょっと日常生活に沿ったものでも。
何かしらのものを蒐集している、あるいは気付くと何か同じような物がいっぱいあるという人は一定数いる事と思います。
箱だったり瓶だったりチラシのようなものであったり。
今回はそんなものの一つ、缶コーヒーの缶について扱いたいと思います。

【ここ1年近くくらいの缶コーヒー「BOSS」のうちいくつか】

とは言っても飲んだものをまともに写真に収めておくなんて事をやり出したのは1年経たないくらいの話なので、
缶コーヒーを専門に扱うサイトのような全種を網羅していこうなんて考えは持ち合わせていないです。
ここでは、飽くまでも自分が日常的に飲んできたものの中で出てきた新作や限定デザインのもの、
地味にマイナーチェンジされているものを軽く紹介していきます。

手始めに始めてみるものはサントリーのBOSSシリーズ。

・贅沢微糖

左と真ん中は2015年3月頃に購入したもの。右は同年6月頃に購入したもの。
左は一番大きくデザインが異なる。真ん中と右は印刷されている内容はほぼ同様だが、
缶を走る溝の数が異なる。

・THE ESPRESSO オリジナル

ファミリーマート仕様のオリジナルコーヒー。
左は2015年3月頃に購入。右は2016年1月頃購入。
「FamilyMartcollection」の文字が無くなっている。

・マスターズコーヒー 微糖

2015年3月頃に購入。この銘柄は自販機限定だったか。

・COFFEE FARM 微糖

ローソン仕様の微糖コーヒー。左は2015年4月頃。右は同年6月頃に購入。
全体的なイメージは変わっていないが、表記類の位置等が変更されている。

・レインボーマウンテンブレンド

左は2015年4月頃に購入したもの。真ん中は同年9月頃に購入したもの。
「RAINBOW MOUNTAIN BLEND」と書かれたリボン型のロゴが入る。
右はそれと同時期に販売されていた関東・甲信越限定のデザインで、
オリエンテ地域の豆を中心にブレンドしたというもので、他の地域のものも存在する。

・大人の微糖

2015年4月頃に購入したもの。

・COFFEE FARM オリジナルブレンド

ローソン仕様のオリジナルブレンドコーヒー。左は2015年4月頃。右は同年7月頃に購入。
先に記述した微糖と同じように、表記類の位置等が変更されている。

・プレミアムボス

上段と下段で同じもの。
左は2015年5月頃に購入したもの。真ん中は同年6月頃購入。右は同年9月頃購入。
真ん中のものは白いラインが走っているのが特徴。
右は説明書きが3行から4行へと説明が変わっているのが最大の違い。

・BOSS7

SEVEN&i仕様のボス。
左はオリジナルで2015年5月頃購入。右は微糖で同年6月頃購入。

・超

2015年6月頃購入。

・BLACK

2015年6月頃購入。

・モカ&ブラジル

2015年6月頃購入。

・THE ESPRESSO 微糖

ファミリーマート仕様の微糖コーヒー。
左は2015年6月頃に購入。右は同年9月頃購入。
先に記述したオリジナル同様「FamilyMartcollection」の文字が無くなっている。

・高原のボス

2015年6月頃に購入。

・グリーン

2015年6月頃に購入。

・キリマンジャロ スペシャル ブレンド

2015年6月頃に購入。

・ブラジル セラード 微糖

2015年8月頃に購入。

・憩

2015年11月頃に購入。

・カフェオレ

2015年11月頃に購入。

・朝の微糖

2016年1月頃に購入。側面の文章はバリエーションがある。

とりあえず、手持ちのサントリーのBOSSシリーズはこんなところです。
ほぼ2015年に展開されていた商品群ですが、1ブランドだけでも結構あるものです。
缶にバリエーションがあったりするとつい集めたくなってしまいます。

まだまだ他メーカーのものやマイナーそうなブランドのものもあったりするので、
今回みたいに適当にだだ並べるような事をするかも知れません。

それでは、また次の更新時に。

2月13日のこと

2月中旬。仕事が続いていま一つやる気が出なかったけども、それを補うかのように半日ほど寝るという
実に健康に良くなさそうな事をしたら活力が回復したので更新できるうちにしておきます。
どうにも寝すぎると体の節々が痛くなるような気がします。

先日は2回ほど三月精VFSについて書いてみましたが、今回は連載の続いている鈴奈庵について触れてみます。

【鈴奈庵 第36話 「人里に湧く馬の酔う木 前編」 について】

先日にやった三月精の時と同じような感じで個人的に気に留めた要素について軽く触れていこうかと思います。

あらすじ。

正月開けの人間の里。小鈴は貸し出していた本の回収をして回っている。
塩屋敷へと差し掛かった小鈴はそこの使用人が木を伐っていることに気を留める。
そのときに出会った魔理沙から使用人の伐っている木がアセビだと説明される。
冬に木を伐るのも何やらおかしいが、それ以外にも塩屋敷の旦那はここ最近奇行が目立つと魔理沙は言う。

魔理沙と別れ、稗田の屋敷へとやってきた小鈴。
貸していた本を回収した際にふとアセビの枝が飾られていることに気付く。
そのことを阿求へと尋ねたことからアセビに関する様々なことを聞き、若干閉口した感じの小鈴。

鈴奈庵へと戻ってきた小鈴。貸していた本を確認し、塩屋敷の旦那のことやアセビについて思い返していたところ、
入口の外に何か影を感じた小鈴は戸を開ける。
外へ出てみると一面霧が立ち込めていてどこか神秘的な光景になっていた。
そんな濃い霧の中、一匹の馬が小鈴へと近づいてくる。
不思議に思いつつ近づいてきた馬の姿を見た小鈴は、その馬に首が無いことに気付き驚いて気絶するのであった。

以下次号。

登場人物は小鈴、魔理沙、阿求、そしてせいぜい塩屋敷の使用人と必要最低限な感じ。
舞台は塩屋敷→稗田の屋敷→鈴奈庵と人間の里内で完結する。
話はすべて小鈴の視点で進行する。

・アセビ

今回の話を構成するメイン要素の一つ。
魔理沙からは一般的なイメージ、阿求からは本来のアセビのイメージについて語られている。
万葉集など歌の中にも登場する植物。

単語レベルでだけなら妖々夢の霊夢ストーリーでもその存在を確認出来る。

・塩屋敷

塩屋敷の旦那の奇行については次回に何かしらの展開がある事だろう。

ここで興味深いのは、東方ファン界隈の一部を定期的に騒がせる幻想郷塩問題にまた一石を投じる様な物が
登場した事である。
「幻想郷 塩」あたりで検索すると、幻想郷においてどう塩を確保しているのか? という問題を考察したり、
議論したりしているところを色々と見る事が出来る。

塩問題に関しては、儚月抄の小説版の第9話「二つの望郷 後編」において幻想郷では岩塩が見つかった形跡は
無いとする記述が一番比重の重いものとなるだろうか。
また、茨歌仙第22話「怪魚万歳楽」では、 海について華扇から聞いたにとりが海があれば不足しがちな塩分に
困らないといった旨の台詞がある。

塩に関係してくる海については、香霖堂第15話「名前の無い石」で霖之助独自の論が語られている。
三月精OSP第9話「長太の妖怪」では貝の化石より幻想郷がかつて海であったという推測を文が語っている。

・首の無い馬

アセビについて語られているときに一緒に出てくる要素が馬であり、今回の話の最後には
首の無い馬が登場して小鈴が気絶する。その正体については次号で、といったところ。

元ネタはこれなんじゃないかというものが東方寄書板の鈴奈庵スレにて取り沙汰されている。

東方寄書板
http://jbbs.shitaraba.net/internet/22214/

それは、呑馬術というもので奇術・手品の類のようなものであるらしい。

話の中で大きな要素となるのはこんなところでしょうか。
次号でどんな展開・結末を迎えるのか楽しみにしましょう。

それでは、また次の更新時に。

2月7日のこと

寒い日が続く今日この頃。今日はワンフェスの話題をちらほらと確認する事が出来ました。
ZAムゲンライガーやZAブレードライガーだったり、figmaのアイアンフォスルの情報が
入ってきたりして今からそわそわしています。

以下、4日に引き続いて三月精VFS第1話「神社を動かす妖精達」について適当に書き連ねます。

【三月精VFS第1話に登場するものについて】

今回は、話を構成している要素のうち個人的に気に留めたものについて触れていこうかと。
大体は過去の作品中でも出てきた要素のちょっとしたまとめもどき。

・雪だるま

三妖精が夜通し作り、博麗神社の鳥居から屋根から境内からとあらゆるところを埋め尽くしていた。
そのうちいくつかには爆弾が仕込まれており、纏めて片付けようとすると爆発する。
爆発した。

東方的にはSBND第2巻での特別編「妖精大戦争」にて三妖精を象ったものや、
地霊殿のエンディングでお祓い棒を腕にしたようなものを確認する事が出来る。
また、OSPの第13話「すずめ百まで」ではミスティアが突然現れた三妖精に対して
雪だるま(スノーマン)かなんかかと思ったと言っている。

非想天則では雪だるま作りをモチーフに技としたチルノの「真夏のスノーマン」がある。

VFS第1話中では種々雑多な雪だるまが作られていて、中には3段のタイプも確認出来る。
その中に爆弾を仕掛けるという発想はOSPの最終話を彷彿とさせる。

どこかの世界のトリントン基地みたいなものか(違)

雪だるまの起源を求めるのは困難であるが、日本はもとより
世界的にも雪の降るような場所であれば、名称の差異こそあれその姿を見る事が出来る雪像である。

・妖精探索中に出会う人物

チルノ

三妖精とはSBND第13話「嵐の勁妖 前編」にて出会う。
博麗神社でのかくれんぼで魔法の森までかくれに来ていたところ、
三妖精の住処の前で不審な行動をしていたとして三妖精に保護される。

その後、三妖精と一緒に博麗神社にいたずらをしに行ったり、
妖精大戦争では三妖精らと弾幕ごっこをしたりしている。

三月精では度々登場するキャラの一人。

大妖精

三月精ではチルノと同じくSBND第13話に登場。
博麗神社でのかくれんぼ中に霊夢に見つかって台風が来る事を言われ、
そのまま飛んでいく。

ルーミア

目立つところでは、OSP第3・4話に登場。
博麗神社の肝試しに参加して驚かされ役の妖夢を後ろから追っかけていた。

ミスティア・ローレライ

登場自体は、SBND第21話「世界最大の生命体 前編」の冒頭で雷を怖がっている様子を確認出来る。
OSP第3・4話にて博麗神社の肝試しに参加したメンバーの一人。
OSP第12話「紅白信仰合戦」では焼き八目鰻の屋台を出している。
OSP第13話「すずめ百まで」ではメインの登場人物となる。

VFS第1話中ではお馴染みの屋台スタイルをとっている。

リグル・ナイトバグ

OSP第3・4話にて博麗神社の肝試しに参加したメンバーの一人。
かぶと虫の角飾りを頭につけている。
OSP第12話では元祖虫すくいの屋台を出している。

アリス・マーガトロイド

SBND第5・6話「魔法使いと嘘」にて登場。
道に迷った妖怪であると嘘をついた三妖精を家の中へと案内してもてなす。
その後、三妖精の目的がばれてあわや戦闘になろうかというところに鷽の群れが部屋に突入。
それに三妖精が怯んだ事で妖精という事がばれて場が収まった。

SBND第9話「有情の霧雨 前編」では、住処を槌の子に占拠されてしまった三妖精が
どうにかしようとアリスを頼っている。
アリスは動かなかったが、代わりに森の”なんでも屋”を紹介している。

・人間の里
  
里の入口らしきものが描かれているが、茨歌仙のそれとは大分意匠が違う。
人間の里で騒ぎを起こすと色んな奴に目を付けられるため、三妖精は能力を使って姿を隠して行動している。

・クラウンピース

松明の火を見せて人間同士を戦わせてその様子を眺めて楽しんでいた。
その時に三妖精と出会い、里の人間に手を出していた事に対して注意されている。
縄張りの決まっていないらしい彼女をサニーは誘うが、数少ない「知り合い」が居るらしく断っている。
三妖精の自己紹介は覚えきれないようである。
その後、スターの能力により神社の地下に棲み着いたのではないかとする。

クラウンピースは紺珠伝で登場したキャラで、その時の服装は半袖であった。


紺珠伝でのクラウンピース

 「サイコーに地獄だぜぇ!」

クラウンピースが三月精でこれからどのように介入していくのか楽しみです。

2月5日のこと

人、何かの物事をやってる時、周囲に興味をそそられるような物が置いてあるとついそっちの作業にのめりこむ。
日常に潜んでいる数多ある罠のうちの一つである。
そんな移ろ気で日々を過ごしていると、一つの深い物事という事に当れなくなるものです。
はい、私の事です。

このサイトを始めたときのメインテーマの一つは玩具であったはずなのですが、
今ではどこ吹く風で東方projectのことについて時折何か書く程度のことに収まってしまってます。
当初の気持ちを取り戻す為にも、久しぶりに商品紹介もどきでも試みようと思った次第でございます。

【そうだ。HMMデススティンガーがいるじゃないか】

相変わらずこのサイズの箱は置場に困る。
昔はパッケージも含めて蒐集していたものですが、最近は写真に収めたら処分してしまってます。
保持しつつ新しい物を迎え入れられるスペースがあればいいのですが、現実は非情です。

スペック

名称:HMMシリーズ EZ-036 デススティンガー
スケール:1/72
メーカー:コトブキヤ
発売時期:2015年12月
価格:¥14,800(税抜)

そして、パチ組んだものがこちら。

スターウォーズ/フォースの覚醒 ベーシックフィギュア フィンと並べる意味の無いショット。

・兵装、ギミック類

<AZ35mmバルカン砲×4>
「AZ35mm2連装バルカン砲」を頭部の両サイドに装備したもの。
AZはAntiZoidsの略だったか?

<レーザーファング×2>
敵を捕らえて切る2重構造になっている。

<ストライクレーザー・バイトシザース×2>
敵を捕らえて粉砕する。

<レーザーカッター×2>
敵を切断する。

<AZ105mm展開式リニアキャノン>
腕部に収納されている兵装。

<Eシールドジェネレーター>
エネルギー防壁発生装置。

<センサーアイ・マルチセンサー>
頭部全面に配置された感知システム。
後方にはコックピットを配置。
頭部の外装を持ち上げる事でその独特のシルエットが現れる。

<AZ930mmショックガン>
いわゆるビーム砲。機体を固定した状態で周囲330度の敵をカバーできる。
また、状況に応じて収束か散弾のビームを選択可能。

<ロケットブースター×2>
後脚に装備された増速ブースター。アームにより機体に高い機動性を与えている。
また、荷電粒子砲の最大出力砲撃時には安定器としての役割を担う。

<尾部・搭載兵装>
中心に一際大きい砲の「荷電粒子砲」、一つ外側に「AZ120mmハイパービームガン×2」、
一番外側に「AZ120mmハイパーレーザーガン×2」を配した複合ウェポンユニット。

<開閉式ブースターユニット>

古生物に疎いゾイドファンを置いてけぼりにした海サソリモード。

以上が本キットの持つ主な兵装設定とギミック類。

組んでみるとオリジナルに比べて脚の存在感が大きめ。
ショックガンはおとなしめの印象になったでしょうか。

×8が連続する脚部はお腹一杯になれること請け合い。
×2や×4じゃ満足できなくなる恐れがあるので多用は避けたいところ。

HMMのZナイトとマリンカイザーと一緒に。
ちょっと大型のキットが欲しい、と軽い気持ちでいくようなキットでは多分無いです。

ゾイド関係ではこれからマスターピースのシールライガーやZAハヤテライガーが控えていますが、
HMMシリーズでは何が出てくることやら期待したいところではあります。

2月4日のこと

2016年の2月へと突入。前回の更新から一ヶ月と少し経ってしまったが、
すべては「東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.」の連載開始に合わせて
これまでの三月精作品を見直して整理するという作業に奔走していたため。

いや、ほんと数日から一週間程度で情報をまとめて何か書いてる人って凄いと思います。
情報をまとめるミソみたいなものを判ってないので時間が掛かって仕方ないし、
毎度何かやってみて判りやすくまとまってる気がしないというのが何ですが、
今回も今回とてやってみます。

ヒマな人はお付き合い頂いて、何か得るものがあれば幸いです。

【「東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.」が始まった】

「東方三月精 〜 Oriental Sacred Place」の最終話から4年近くの時を経て、
新たな物語「東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.」として
三妖精のお話が新たにはじまった。
新たな伝説とともに!

そうだね! 鈴奈庵だね!

……この作品、誤植は最早伝統なのか?

それはともかくとして、モブとしては登場する事があったがメインとなる話は4年近くという月日が経った。
古くからの東方ファンにとっては不要だろうが、今回は三妖精の辿ってきた歴史をざっくり振り返ってみようと思う。

・東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity

時は2005年3月26日、コンプエースという雑誌が産声をあげ、
同時に連載が始まった作品が「東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity」(以下ELND)
である。

連載開始時の扉絵に三妖精の姿は無い

構成は第0話〜第5話までの全6話。作画担当は松倉ねむ。
東方の連載作品としては香霖堂に続いて2つ目。

博麗神社と三妖精の住処(この当時は魔法の森にある大木)がメインの舞台となり、
三妖精以外の登場人物も第0話に登場した咲夜とレミリア以外は
霊夢と魔理沙だけという必要最低限なものに留まっている。

また、第0話に関しては連載時には咲夜とレミリアが博麗神社に来るあたりで終わっており、
続きの部分は単行本に収録される形となった。

その単行本は2007年1月に出ている。

が、ELNDは半ば黒歴史化されたような作品であり、雑誌等で三月精の単行本が紹介される際には
以下に記述する「東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity」以降からになっている。
そのお陰で再販がされる事も無く、未開封のCD付き単行本ともなれば現在とんでもない値がついている。

単行本には神主によるルナチャイルドをメインに据えた書き下ろし小説「月の妖精」、
連載中と同時に掲載されていた「上海アリス通信 〜三精版〜」が収録されている。
上海アリス通信は何気に三妖精に関する設定的な事が記述されており資料的価値は高い。

付属の音楽CDには「サニールチルフレクション」「夜だから眠れない」「妖精燦々として」が収録されている。

他、同人誌即売会「博麗神社例大祭」で使われたチラシやポップ、連載時の扉絵のイラストや、
神主のインタビューやコラムや東方作品の紹介、そして数々の誤植で当時の東方界隈を賑わせた
「幻想郷住民人別帖」が収録されている。

・東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity

ELND第5話終了後の2006年05月26日、三月精は作画担当を比良坂真琴に変え、
「東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity」(以下SBND)として新たなスタートを切る。

本編は全25話構成。

博麗神社と三妖精の住処周辺がメインだったELNDとは打って変わって、
三妖精が色々な場所で色々なことをやって、多くのキャラクターが出てくるのが特徴。

後の東方projectと関連作品に度々登場する舞台「玄武の沢」も登場し、
特徴についても色々と触れられている。
また、第23〜25話「二つの世界」において三妖精はこれまで住んでいた魔法の森の大木から
神社の裏にあるミズナラの木へと住処を移している。

単行本は3巻構成。

第1巻には書き下ろしの番外編「酒三杯にして」が収録されている。
付属の音楽CDには「サニーミルクの紅霧異変」「雪月桜花の国」「スターヴォヤージュ2008」が収録。

第2巻には後に出るゲーム「妖精大戦争」の前日譚となるエピソード「妖精大戦争」が収録されている。
付属の音楽CDには「可愛い大戦争のリフレーン」と、
音質を調整した「サニールチルフレクション」「夜だから眠れない」「妖精燦々として」が収録。

第3巻には2009年のコンプエースに掲載された番外編「三妖精の一日」と、
その続きとなる「三妖精の一日 つづき」が掲載されている。
付属の音楽CDには「フェアリー冒険譚」「二つの世界」が収録されている。

SBNDが連載開始してから何話かは「上海アリス通信 〜三精版〜」が掲載されていたが、
残念ながら単行本には収録されていない。

・東方三月精 〜 Oriental Sacred Place

SBND終了後の2009年5月、コンプエース7月号にて「東方三月精 〜 Oriental Sacred Place」(以下OSP)が始まる。

全18話構成で作画担当は引き続き比良坂真琴。

前後編構成がメインとなっていたSBNDから変わって、隔月連載を基本としたその多くが一話完結のスタイルが特徴。
話のメインとなるものも出会ったキャラやそれに関わる原作部分を補足するような感じだったSBNDから、
茨歌仙や鈴奈庵へと通じるような書物や昔話といったもの由来のエピソードが増えた印象。
住処を博麗神社の裏へと移したことで、博麗神社の謎に触れるような話も多い。

単行本は全3巻。これまでのような書き下ろしの作品は無いが全巻音楽CDが付属している。
第1巻には「神域のかくれんぼ暮らし」「妖怪モダンコロニー」、
第2巻には「年中夢中の好奇心」「真夜中のフェアリーダンス」「妖精大戦争 〜 Faily Wars」、
第3巻には「メイガスナイト」「いたずらに命をかけて」「古きユアンシェン」
がそれぞれ収録されている。

・東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.

OSPの最終話より4年近く、三月精が帰ってくる。

しかし、鈴奈……三月精も振り返ってみるとELNDから始まってもう10年以上経っているんですね。
開幕クラウンピースな内容のVFS第1話にも触れたいけど、今回はここまで。

それでは、また次の更新時に。

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