思わぬ伏兵、ラヴィッジ
ラヴィッジ

トランスフォーマーリベンジにて大活躍を見せてくれたラヴィッジ。
彼のスタイルは、往年のTFファンのみならず、我々ゾイダーの心も強く惹きつける魅力に溢れていると思う。
そんな彼であるが、玩具的にはパンサーモードの他は大気圏突入モードであり、
スコルポノックと並んで強い特徴を持った変形とは言い難いのが現状であろう。

だが、しかし……

触れた者ならば理解してくれる者もあろうと思うが、
彼の最大の魅力はトランスフォームのシークエンスそのものにあると考えて良いと思う。
そこに眠るHistory……Romanを追っかけてみたいと思うのだ。
Ravage
ここからは、まずラヴィッジの基本スタイルというものを見ていこうと思う。
まずは、開幕の写真にもあるとおりのパンサーモード。
モード名を気にしてはいけない。ブレイブジャガーとNEOBLOXパンサーの関係に似たようなものである。


後ろからの御姿。尻尾のディティールが堪らないと思う。


横からの御姿。しなやかなスタイルに目線が釘付けになる。


俯瞰視点。威風堂々としていらっしゃる。


ラヴィッジ様が見てる。

このようにパンサーモードのスタイルはどの角度から見ても素敵性能に溢れている。
では、次に各部の特徴を見ていこう。
ラヴィッジを繋ぐ ラヴィッジが変わる

まずは尻尾部分。バイオゾイドっぽさをも感じさせるデザイン。
先端を動かしたり、ひねったり出来るぞ!


本編では大活躍だった武装。ガトリングか何か?
連射していたような……もう一度本編見てくるか。


ラヴィッジのメックアライブ機構。
このレバーを動かしますと……


こうなります。
とてもカワイイですね。


この口の可動には何の意味があるのでしょう?
恐らくは大気中の何かを吸収して、体内で色々それっぽい処理をした後、排出しているのでしょう。
折り畳み式Roman再現機
さぁ、いよいよここからが本番。
お待ちかねのトランスフォーム。
私は、このシークエンスに大変魅惑的なものを感じてしまったのですが、
皆さんはどう感じるのでしょう?


シークエンス1。
もうね。この時点でポイントは高いですよ!
一時代を築くに値するプロポーションとなっております。


素敵性能が高すぎます。遊泳形態といっても差し支えなさそうなこのフォルム!
大胆にして奇抜!


横からの御姿。素晴らしいフォームです。


上からの御姿。愛らしい……


前からの御姿。もう、この体勢で追ってきたと考えるとガクガ……ハァハァものです。


そしてここで違反発覚。ビート版らしきものを仕込んでいやがりました。
そりゃ、遊泳能力が高いのもうなずけるというものですよ。
多少の残念な結果を提督がコメントしております。


「彼は非常にポイントが高かったのですが、ビート版らしきものを仕込むなら
もう少し、シンカーやアクアドンを見習うべきでしたね。」


音仏家並に薄ら寒いものは忘れて、次のシークエンス。
見事なT字型。色々と夢や希望が詰まっていると思います。


そして完成。大気圏突入モード。
先ほど展開した腹部のパーツからウィングを展開する事が出来ます。
しかし、スコルポノックといい、ラヴィッジといい、本当素敵。


大気圏突入モード後部。
昆虫に見えないこともない?
まとめ

以上、ラヴィッジの魔獣ぶりを騙って素敵性能を語ったわけであるが、いかがであっただろうか?

ラヴィッジは子供受けは良くなかったかもしれない。
スコルポノック並にあんまり意味のあるトランスフォーム形態を持っていたとは言えなかったかもしれない。
メックアライブ機構のお陰で首の横方向への可動が無い。
尻尾の可動ジョイントが微妙。

などなど、色んな問題を抱えていたかもしれない。
だが、ラヴィッジは十分私たちキワモノ好きの心を満たしてくれる上、
普通の玩具としても損はさせないアイテムであると信じている。

「違う意味でトランスフォームを楽しませる伏兵」

魔獣的見地からは、このような言葉を贈らせて欲しいのである。
これからも、ラヴィッジはじめ様々なTFの遊びを楽しんでいこうでないか。
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