人符「現世斬」と、人鬼「未来永劫斬」。
STGと弾幕アクション双方に登場し、いずれにおいても下位上位のような扱いとなっている。
今回はそんな一連のスペルカードについて扱っていく。

永夜抄：自機 ボム：人符「現世斬」

	最初に人符「現世斬」が登場した作品は永夜抄。 自機のボムとして登場。
	発動すると画面下に移動して、一気に画面上部へと駆け抜け7本の剣閃を発生させる。 剣閃を発生させた位置の敵や弾を駆逐する。

永夜抄：自機 ラストスペル：人鬼「未来永劫斬」

	人鬼「未来永劫斬」が最初に登場した作品は同じく永夜抄で、自機のラストスペルとして登場。
	人符「現世斬」の上位版的な性能で、剣閃9本を発生。 効果も画面全体をカバーするようにパワーアップしている。

萃夢想：PC 壱符：人符「現世斬」

一連のスペルが登場する次の作品は、永夜抄と同じ年に頒布された萃夢想となる。 発動すると構えをとり、高速で前方に移動。 すれ違いざまに相手を斬る攻撃となっている。

萃夢想：PC 弐符：人鬼「未来永劫斬」

	人符「現世斬」の上位版的位置付けとなるスペルカード。
	人符「現世斬」と同じように高速ですれ違いざまに斬りつける。 ヒットさせると相手に追撃を行うような強化がなされている。

緋想天＆非想天則：PC Cost 2：人符「現世斬」

基本的に萃夢想版を踏襲した感じのものになっている。 エフェクトが派手なものになったか。 非想天則版では性能にマイナーチェンジを受けているものの、見た目上はほぼ変化していない。 （画像は非想天則版）

緋想天＆非想天則：PC Cost 5：人鬼「未来永劫斬」

	基本的には萃夢想版を踏襲。 （画像は非想天則版）
	人符「現世斬」と同じくエフェクトは派手なものになっている。
	非想天則では、緋想天の時より性能面でマイナーチェンジを受けているが、見た目上はほぼ変わらない。

以上が、人符「現世斬」および人鬼「未来永劫斬」の変遷である。
頒布順的には永夜抄が先になるが、実質萃夢想との関連性を持たせた感じのスペルカードとなるだろうか。
STG、弾幕アクション双方で前方に高速移動しつつ剣閃を発生させる点で共通している。

（13/05/26編集）