Diary2016-5
5月の一覧
5月31日のこと:鈴奈庵第40話「これも全て妖怪の仕業なのか 前編」について適当に書き連ねる
5月15日のこと:弾幕はエロいのか?:藤原 妹紅 スペルカード:不死「火の鳥 -鳳翼天翔-」
5月11日のこと:三月精VFS第2話に登場するものについて適当に書き連ねる
5月6日のこと:弾幕はエロいのか?:チルノ スペルカード:雹符「ヘイルストーム」
5月5日のこと:鈴奈庵第39話「情報の覇者は萃か散か 後編」について適当に書き連ねる
5月31日のこと

5月も最後の日。
燕石博物誌も委託販売を開始しただろうから、何かしら取り扱っていきたいところです。

【鈴奈庵 第40話 「これも全て妖怪の仕業なのか 前編」について適当に書き連ねる】

・あらすじ

鈴奈庵である小説を読む小鈴。
その内容は難しくてよく判らないが、何か知的で格好良いものと小鈴は感じる。
そこに阿求が来店し、本を返却した彼女は小鈴の読んでいた小説に気付く。
小鈴の読んでいた小説はエドガー・アラン・ポーの推理小説で、本格ミステリと呼ばれるものであった。
鈴奈庵ではこの手の外来本もしばしば入荷するが、里の人間にはいまいち評判が良くない。

その理由は、科学的、心理的、法的要素が強すぎて、その一部しか理解できない里の人間には
論理的な犯人捜しが出来ず、怪力乱神が当たり前の幻想郷においては犯人やトリックが判っても感慨が湧かない
からであると阿求は推測する。

霊夢は、梅雨が始まる前に何か買い込んでおこうと人間の里を歩く。
その時、死体が消えたとか楽しいとか物騒な話が聞こえてくる。
思わず霊夢は何の話をしているのかと割って入るが、それは本に書かれている話であった。

鈴奈庵。推理小説の話を実際の事件と勘違いした霊夢の話を聞いて笑う小鈴。
推理小説とは何なのかと聞く霊夢に、小鈴は鈴奈庵で新しい小説を取り扱うことになったと言い
「全て妖怪の仕業なのか」というタイトルの本を取り出す。
評判は上々だと語る小鈴に霊夢は訝しげな反応を示す。
これまで取り扱ってきた外の世界の推理小説では皆、霊夢と同じような反応を示していたが、
ロジックを理解するととても素晴らしく、どうにか里の人間にも読んで貰おうと小鈴は考え、
幻想郷向けの小説の取り扱いを始めたのだと語る。

霊夢は試しにその本を読み始め、難しそうだけど引き込まれるという感想を持つ。
どうして急にこんな本を取り扱い始めたのかと聞く霊夢に、梅雨時も鈴奈庵にとってかき入れ時であると小鈴は説明する。
ちゃっかりしてると言いつつも、霊夢は本を借りていくことにした。

霊夢が帰った後の鈴奈庵。小説の大ヒットに喜びを見せる小鈴。
最近は新聞目当ての客が多くなってきていることに危機感を持っていたのである。
小鈴は小説の作者であるアガサクリスQこと阿求に声をかける。
今回の小説について話し合う二人。
その中で、小鈴は阿求に何故小説を書こうと思ったのかを聞いてみる。
阿求は、みんなにもっと本を読む習慣を付けて貰いたいということと、もう一つ思うところがあると言うが
それはいいとして原稿を書きに鈴奈庵を後にするのであった。

博麗神社。霊夢は煎餅をかじりつつ小説にのめり込んでいる。

月が照らす夜。叫び声。建物のそばの草むらに倒れている男の姿。カラスの鳴き声。ざわめく周囲。
そして、倒れていた男の姿が消失する。

後編につづく。

・登場人物

・本居 小鈴
・稗田 阿求
・博麗 霊夢

・聖 白蓮(イメージのみ)
・星熊 勇儀(イメージのみ)
・ナズーリン(イメージのみ)
・射命丸 文(イメージのみ)

・霧雨 魔理沙(扉絵のみ)
・二ッ岩 マミゾウ(扉絵のみ)

・舞台

・鈴奈庵
・人間の里
・博麗神社

・雑感

殆んど小鈴、阿求、霊夢だけで話が進んでいった回。まだ前編部分とはいえ珍しく魔理沙が話中に登場してこない。
鈴奈庵においては魔理沙が介入することによって霊夢の元に情報が行ったりするようなイメージがありましたが、
扉絵だけにしかいないとは……。

今回のお話の中心にいるものは推理小説。東方で推理小説というと自分の中では紅魔郷のイメージが強いです。
「U.N.オーエンは彼女なのか?」だとか、「月時計 〜 ルナ・ダイアル」のコメント中の私的詩的ロックだとか、
レミリアのスペルカードである「レッドマジック」とかその他諸々。
紅魔郷、というか紅魔館勢かな。には、推理小説ネタが豊富に散りばめられています。
阿求のペンネーム「アガサクリスQ」も、「U.N.オーエンは彼女なのか?」や秘弾「そして誰もいなくなるか?」の
元ネタに位置する「そして誰もいなくなった」の著者、アガサ・クリスティからですもんね。
エドガー・アラン・ポーは有名にも関わらず、私はその著作を読んだ事が無いので突っ込めないです。
てか、阿求さん、その格好はいったい……。

霊夢と買い物。
実際に金銭を得ている描写があったか忘れてしまいましたが、何かを買い込んだり本を借りたり出来る程度には
金銭を持っているようです。
買出し自体は香霖堂第1話あたりでも軽く触れていたりするので、細かく突っ込むところでもないでしょうな。
梅酒。茨歌仙の第17話で霊夢が作っていますね。
また、ご神木にもした臥龍梅の梅混じりのものでも作るつもりでしょうか。

強靭な肉体を保持している人。
どこかの僧侶を思い浮かべてしまったのは何故でしょう。

霊夢のつまんでいる煎餅。
東方といえば煎餅(ぇ)。作品中には度々登場する小物ですが、その海苔のように見えるものは本当に海苔かい?
ん、川海苔?
過去どこかで魔理沙がスルメらしきものをくわえていたこともあったような気がしなくもないです。
きっと外来品。

最後のシーンでは小説の内容そのものといったものが描写されていますが、
これが小説の内容をイメージしてあるものなのか、幻想郷で実際に起きているものなのか、
はたまたそれ以外の何かなのかは今のところ不明。
阿求の言った「ちょっと思うところがある」と含めて次回にご期待といったところでしょう。

殺人事件。

それでは、また次の更新時に。

5月15日のこと

博麗神社例大祭から1週間。というか1週間しか経っていない。
遥か昔の事のように感じてしまうのは、歳でもとったからでしょうか?
本日は、割といつもの流れ。

この日の更新物は「TOHO」コンテンツに移動しました。

それでは、また次の更新時に。

5月11日のこと

博麗神社例大祭に参加した方々、お疲れ様でした。
仕事→例大祭→仕事で30時間以上連続駆動していたのは結構きつかったです。
3日間くらい無寝で闘っていられる人とか本当に信じられません。

今は燕石博物誌を延々とループしている最中です。
今回の秘封倶楽部良いです。発表後からレイテンシーがー、シュレディンガーがーとか
そこら辺の単語に思いを馳せていた甲斐はありました。

委託までの間にネタバレ注意で勢いに任せて適当に書き連ねていくか、
委託開始までに何かしらの資料を集めて準備をして、委託開始してからある程度画像と一緒にそれっぽく適当に
書き連ねていこうか考えているところです。

ということで、本日は三月精VFSネタでも。

【三月精VFS第2話に登場するものについて適当に書き連ねる】

「東方三月精 〜 Visionary Fairies in Shrine.」が始まった
三月精VFS第1話に登場するものについて

第1話に引き続いて今回のお話に登場した個人的に気になる要素を適当に取り扱っていこうかと思います。

・登場人物

・クラウンピース
・博麗 霊夢
・ルナチャイルド
・サニーミルク
・スターサファイア
・霧雨 魔理沙
・魂魄 妖夢
・西行寺 幽々子

・茨木 華扇
・二ッ岩 マミゾウ
・八坂 神奈子
・東風谷 早苗
・洩矢 諏訪子
・十六夜 咲夜
・レミリア・スカーレット
・宇佐見 菫子
・河城 にとり
・射命丸 文
・ルナサ・プリズムリバー
・メルラン・プリズムリバー
・リリカ・プリズムリバー
・比那名居 天子
・火焔猫 燐
・伊吹 萃香
・小野塚 小町
・少名 針妙丸

・綿月 豊姫(イメージのみ)
・綿月 依姫(イメージのみ)
・稀神 サグメ(イメージのみ)
・純狐(イメージのみ)
・ヘカーティア・ラピスラズリ(イメージのみ)

お花見回だけあって登場人物多いですね。一応段落ごとに台詞のあるメイン人物、台詞が無いモブ、イメージのみの順に並べてあります(今更)。
連載作品で一番登場人物が多いものはどれでしょうかね。三月精OSP第12話か、儚月抄SSB第9話あたりが多そうですが。
紺珠伝の舞台が月だったお陰かたま〜にイメージ中に登場する豊姫と依姫。
立場上出しにくそうなキャラクターですが、これから先にどこかで出番があったりするものかある意味期待。

・クラウンピース

前回は三妖精を中心としてクラウンピースとの出会いが描かれたお話でしたが、今回はクラウンピース視点の比重が大きくなり
本格的に三妖精と協力していたずらを仕掛けていくことになります。
桜の花びらや桜の咲き誇る光景に感動したり、クラウンピースにとって地上の世界はまだまだ知らない事ばかり。
三妖精とのいたずらを通してクラウンピースが何を発見し、どんな感想を得てどんな反応を示すのかが楽しみです。
しかし、この四妖精にチルノが加わればついに戦隊紛いみたいなものが出来上がりますね。
そんな五妖精がともに活躍するといったような回は出てくるでしょうか。勝手に期待しています。

・地獄に降る桜

茨歌仙第28話「桜の木の地底には死体も眠らない」に登場した石桜のこと。
お燐の説明によると、桜の木の下に眠る死体が土に還った後の魂が地下へと沈んでいき、
純化されて結晶化したもの。
クラウンピース的には美しくない。

・妖夢と狂気

今回のお話のメインキャストとなる人物のひとり、魂魄 妖夢。
何ていうか半分はこの妖夢のためにお話が作られたのではないかというくらい活躍します。
四妖精によるいたずらで松明の火だけが見えている状態のときの妖夢の反応で思い出すもの。

このあたりの物騒さを思い出さずにはいられません。
直後にクラウンピースが「あいつ等は火を見たら斬りかかる奴らなのか?」とまくしたてていますが、
妖夢ならば或いは……と、考えなくもないです。

そして、四妖精は篝火とともに近づく方法へといたずらのやり方を変えて、ついに妖夢に対して
狂気の松明を発動させることに成功します。
勘の良い人ならば「狂気の松明」が出てきて、妖夢がメインキャラクターの一人として出てきた時点で
その後の展開はある程度予測出来たかもしれません。
いたずらが成功した事により所構わず刀を振り回し始める危ない状態になってしまうわけですが、
周りにいるのは一癖も二癖もあるような人物ばかり。
やれ宴会芸だのやれ酒癖が悪いだのと適当に避けられ、そのまま酔いが回ったのか倒れてしまいます。

妖夢が狂気にあてられてしまったようなもので代表的なものは永夜抄の妖夢&幽々子のストーリーモードでしょうか。
永夜抄で輝夜と対峙したとき、後ろには真実の満月が浮かんでおり、アリス言うところの満月光線が大量に降り注ぐ。
この満月をまともに見てしまうと、感受性の強い者ならば狂気の瞳となってしまう。
他のキャラは慣れているのかそんな状態にはならない中、妖夢だけは狂気の瞳になってしまい
亡霊だけではなく生きている霊も見えるようになってしまいました。

・三妖精の家に転がっているもの

三妖精の家に転がっているものも良く見てみると過去のエピソード中に活躍した道具だったりします。
虫取り網はSBND第2話でルナが装備していたもの、ヘルメットはSBND第11・12話で玄武の沢に赴く際に装備、
だるまなどは度々登場しています。

・紅魔館勢の洋テーブル

あまりにも自然すぎて見落としがちなところではありますが、花見があるとレミリアは結構洋テーブルを使っている気がするのですが、
その洋テーブルって、メイド妖精あたりが毎回神社に運んできているんでしょうか?
それとも、神社の蔵にレミリア専用品として何故か収納されていたりするのでしょうか?
レミリアと咲夜が花見をしに神社にやってくるときは、レミリアはせいぜい日傘、咲夜はバスケットくらいしか持ってるイメージがありません。
古くは三月精ELND第0話でも確認出来るテーブル(しかも当エピソードよりも重そうだ)、興味が尽きません。

・華扇とマミゾウの並び

完全に茨歌仙第32話を意識した服装と並びです。本当にありがとうございました。

まだまだ色々と突っ込める箇所が出てきそうな気はしますが、読み直しとプレイし直しが足りていないので今回はここまで。
何かしら適当に書き連ねられそうなものが出てきたら適当に書くかもしれないです。

それでは、また次の更新時に。

5月6日のこと

GWのメイン所であろう3連休部分が終了。全体のGWももう少しで終了となる。
余裕とその気のあるうちに更新。

この日の更新物は「TOHO」コンテンツに移動しました。

それでは、また次の更新時に。

5月5日のこと

GWの只中。今が書き入れ時で忙しい。などと言いつつ更新をする余裕の欠片くらいはまだあります。

【鈴奈庵 第39話 「情報の覇者は萃か散か 後編」について適当に書き連ねる】

鈴奈庵 第38話 「情報の覇者は萃か散か 前編」について

・あらすじ

霊夢が人間の里を歩いているとどこからか新聞の悪口が聞こえてくる。
悪口を言っているのが竹箒(付喪神)である事を見抜いた霊夢は、何故新聞の悪口を言っているのか問いただす。
竹箒(付喪神)によると、それは他の付喪神仲間から聞いた話を代弁しているだけだと言う。
夜な夜な家を抜け出してはその家で起きた出来事を話し合うという付喪神に嫌な感じを覚えた霊夢は
供養してまわろうかと一瞬考えるが、上手く放置すれば天狗の影響力を削げるかもしれないと思って
大目に見ることにした。

鈴奈庵。「百鬼夜行絵巻最終章補遺」の力が里に漏れ出してことについて独り言をしている小鈴。
そのことを霊夢(マミゾウ)から誰にも言ってはいけないと言われていたことを思い出した小鈴は慌てて口をつぐむ。
鈴奈庵では文々。新聞が売れなくなっていた。それにはある噂が影響しているのだろうと小鈴はみる。

『新聞が捏造偏向何でもありで噂と欺瞞で人心を惑わそうとしている』

鈴奈庵の屋根の上で文は新聞への風評被害に困っていた。
噂の出所が付喪神である判っている文は、今起きている事実を記事にするしかないと判断する。
その結果、人間の世界に何がもたらされても文に責任は無い。事実なのだから。

そして、出血大サービスの無料の文々。新聞号外が人間の里へとばら撒かれた。
そこには人間の里の監視社会といった内容の記事が書かれていた。
この時の人間の里では新聞が余り信用されていなかったが、号外の記事は皆思い当たる節があるものであった。
誰かが自分の些細な悪事を監視していてそれがいつの間にか公に広まっている。
そのことに恐怖を感じ、里では迷惑を掛けるような目立つ人の姿は消え、ルールを破る者は世界からいなくなった。
幻想郷は正義に包まれたのだ――

博麗神社。魔理沙とお茶をしている霊夢は監視社会の閉塞感に憤りを感じ、声を荒らげる。
大声を上げると叩かれると茶化す魔理沙に、元から里の外にいるから何も怖くないと返す霊夢。
そのことに納得するが、監視されているのは本当らしいと語りだす魔理沙は霊夢の様子がおかしいのに気付く。
霊夢は、誰が監視しているのか判っているのだ。

霊夢は魔理沙に各家にある道具達が付喪神化して裏で連絡を取り合っていること、
そして、このような事態になると思っていなくて放置していたことを明かす。
かくして霊夢は、付喪神ネットワークによる監視社会を止めるために一軒一軒説明に回り、
付喪神化した道具を探し出して供養する羽目になったのであった。

・登場人物

 ・博麗 霊夢
 ・本居 小鈴
 ・射命丸 文
 ・霧雨 魔理沙

 ・二ッ岩 マミゾウ(扉絵・イメージのみ)

・舞台

 ・人間の里
 ・鈴奈庵
 ・博麗神社

・当エピソードを読む際に調べなおすと捗りそうなもの

 ・輝針城まわりと付喪神が関係しているエピソード
 ・文が新聞記者として活動している際のエピソード

・雑感

前話での雑感に「百鬼夜行絵巻最終章補遺」のその後とか書きましたが、
結局里の道具達を付喪神化させた以上の活躍は特にありませんでした。

毎度毎度、里の外に住む人間や妖怪に良いカモにされている感のある里の人間達ですが、
カモにされやすい特性を理解しておかないと利用したと思い込んだ結果が自分に降りかかってくる
という典型を表したようなエピソードでした。
化け狸に騙された人間に封魔の壺を売りつけた魔理沙然り、新聞と噂を利用しようとした霊夢然り。
ムラハチコワイ。

文々。新聞の記事から始まった今回の騒動。
騒動が起きた原因は、マミゾウたち化け狸がらんちき騒ぎをしていたからなのか?
文がそのらんちき騒ぎの記事が載った新聞を発行したからなのか?
その新聞の販売を霊夢が停止しなかったからなのか?
その新聞記事にまんまと踊らされてしまった里の人間達なのか?
いえいえ、騒動とはそれら複合的な事象が全て重なった結果起きたものなのです。
って書くと、何か重大事故を取り扱った番組のようになりますね。

結局、一連の騒動を作り上げたのが新聞記事であったのなら、その火消しをしたのもまた新聞記事であった。
今回の話では、「自分が起こした事象で自分に損が降りかかるようなものは自分で対処をするしかない」
と教えてくれたのかもしれません。

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